タクシー車両がガソリン車ではなくLPG車が多い理由

どうも、ブログ更新担当のTです!

さて、タクシー車両がガソリンではなく、LPG車が多い理由について、またLPG車ならではの話なんかもしていきたいと思います!

タクシー車両のほとんどはLPG車

皆さん結構ご存じの方も多いかもしれませんが、タクシー車両として採用されている多くの車両はLPGというガスが採用されていることがほとんどです。

これはLPGの単価がガソリンに比べ安いことが理由の一つです。地域差があるものの、レギュラーガソリンは1リッターあたり130円程度の相場であるのに対して、LPGは地域によっては1リッターあたり60円台で販売されている地域もある程です。タクシーは1日に数百キロ走ることもあるため、燃料費の差はかなり大きくなります。

2000年以降になるとプリウスなどの低燃費のハイブリッド車が発売されることによって、ガソリン車のタクシーを採用する会社も現れました。

また、ガソリン車に比べて二酸化炭素の排出量が少ないので、環境面でも優れているため長時間エンジンを可動しているタクシーにはうってつけの燃料といえるかもしれません!

昔はLPG車では出力やトルクがガソリン車に比べて弱いといわれておりましたが、Japantaxiなどのハイブリッド機構が搭載された車両が登場したことによって、ガソリン車と比べてもほとんど差も感じられないほどになっています。

LPG車ならではの小話

さて、いろいろな面で特徴があるLPG車ですが、普通のガソリン車ではないLPG車だけの特徴的なものがあるんです!

ここからはLPG車ならではの特徴についてお話しをしていきたいと思います!

LPGを取り扱っているスタンドが少ない

ガソリンスタンドと比べてLPGスタンドの店舗数が少なく、ガソリンスタンドが約2万9000店舗、LPGスタンドは約1500店舗となっており、かなり店舗数が少ないのが見て取れます。

ガソリンスタンドに比べてオートガススタンドを探し出すのは難しいといえるでしょう。

そのため、全国LPガス協会さんが全国のLPガススタンドの場所をマップ上で確認できるようなウェブサイトを公開しておりますので、もしLPGスタンドを探したい場合は下記のリンクをご利用ください!!
リンク:https://www.japanlpg.or.jp/lgv/map/search.php

LPGタンクに有効期限がある

車には燃料を入れる燃料タンクがあるわけですが、LPG車のタンクはLPG用のタンクを使用している関係上ガスタンクの検査を6年毎に受けなければいけません。

これを忘れてしまうとLPガスを補充することができなくなってしまいます。

冬はガスが凍ることがある⁉

またこれもLPG車独特な現象なのですが、冬場になるとLPGがエンジン内で凍ってしまいエンジンが作動しなくなってしまう事があります。

最近の車ではあまり起きることはありませんが、少し前の車になってくると冬になるとエンジンがかからずにお湯をかけて凍った燃料を溶かすなどの対処がされてきました。

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