どうも、ブログ更新担当のTです!
今回はタクシー車両と普通の自動車のどこが違うのか?について少し解説していきたいと思います!
目次
タクシー車両と一般車の根本的な違い
タクシー専用の車両というのは、お客様にご乗車していただく事、また乗務員が長時間乗ることを前提に作成されています。
この部分がタクシー車両と普通の車の構造的な違いになるのです!
では、具体的にはどのような違いがあるのか?その一部をご紹介させていただきます!
タクシー車両は車の耐久性が高い
タクシー車両というのは年間10万キロ以上走ることもあります。10万キロというと一般的な車両の感覚で考えると買い替えを検討する距離ですよね?
ですが、タクシー車両で10万キロではまだまだ現役、すごい若い車両扱いなんですよ(笑)
タクシー車両では車体の溶接などを工夫することによって長距離の運行にも耐えられるように考えられて作られており、また3か月に1度の点検、1年に1回の車検の義務など一般的な車両管理に比べると厳格に管理をしているので長期の運行が可能になっています。
多くのタクシー会社さんでは30万キロ~50万キロくらいまでを目安に車の買い替えをおこなっています。
タクシー車両は燃料が違う
普通車は一般的にガソリン、軽油が使われることが多いですが、タクシー専用車両は普通の車と違い、ガソリンを使用しません。(プリウスなど一部車両を除く)
その代り『LPG』という。LPガスを主成分とした液化されたガスが一般的に使用されています。このLPGはガソリン比べて単価が低く、リッター60円前後で入れることが可能な所、またガソリンに比べCO2の排出が少ないなどのメリットがあります。
最近ではプリウスなどのハイブリット車などの燃費がかなり良くなり使用するガソリンの量が減ったの事もあり、ガソリン車をタクシー車両として使うことが増えてきました。
タクシー車両がLPGを採用する理由についてはこちらを参考にしてください。
「タクシー車両がガソリン車ではなくLPG車が多い理由」
タクシー車両はサイドミラーの位置が違う
タクシー車両でよく言われるのがサイドミラー(ドアミラー)の位置です、タクシー車両は車両の前の部分にサイドミラーが付いている事に気が付いている方も多いかと思います。
タクシー専用車両はこのように車両の前に『フェンダーミラー』と呼ばれるミラーを備え付けています。
『見ずらいんじゃないの?』といわれることがありますが、当然このミラー位置にも理由があります。
それは『目線だけで確認ができる』という事です。。
一般的なサイドミラー(ドアミラー)の位置では左側を確認するのに首を少し左側に向けなければいけなくなってしまい、お客様にも、ドライバーが後部座席を確認しているように見えるため、不快な気持ちにさせてしまう場合があります。
ですが、フェンダーミラーであれば目線の移動のみでミラーを確認できますので、安全面という意味でも良い結果をもたらします。
ただ、ミラー自体が遠くにあるため小さく見えにくいという場合もあるのでその点は注意が必要ですね。
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